しじまの向こう

とある一般人のゲーマー日記みたいなものです

FF7Rを無事にクリアしたので感想と考察してみる(原作未プレイ)【FF7R/ネタバレあり】

どうも、わじっぽです。

 

さて、発売されてからずっとやり込んできた「FINAL FANTASY Ⅶ REMAKE」ですが、ようやくエンドロールまで完走することが出来ました。

 

正直めちゃくちゃ面白かったです。

 

 

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30時間ほどプレイした時のネタバレなし感想記事をこちらに挙げているので、ネタバレ要素は全部シャットダウンしたい方はこちらをどうぞ!

 

www.shijimanomukou.com

 

 

総プレイ時間はざっと42時間ほどでした。

初見プレイにしては結構やり込んでやった方だと個人的には思うのですが、60時間くらいかかるのかな…?とふわっとおもっていたので以外とサラっと完走出来ちゃいましたね。

ここ最近ペルソナシリーズをやっていたせいで感覚がマヒっちゃってるみたいです(笑)

 

ファイナルファンタジーVII リメイク - PS4

ファイナルファンタジーVII リメイク - PS4

  • 発売日: 2020/04/10
  • メディア: Video Game
 

 

www.jp.square-enix.com

 

 

 

FF7R完走しての感想

 

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とにかく続きが気になる…!

 

 

 

これに尽きます。

 

 

いや、「ミッドガル脱出まで」というのは裏表紙にも書いてありますし、分作だってのも知ってたし、なんなら聞いた話だと原作部分では序盤も序盤だってことも知ってましたけどね…?

 

様々な伏線をこれでもか~とばら撒きまくって回収しない。うーん最高!(笑)

原作プレイしている人からしたら「ふむふむ、なるほど。」みたいな完走になるのかもしれませんが、原作未プレイの僕からしたらこれはもう驚きですよ…。

 

これからどう動いていくんだクラウド~!

 

とにかく続きが気になる終わり方でした。

 

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ちなみにクリア時のレベルなどはこんな感じでした。40レベル行かないくらい普通にプレイした時のくらいがボーダーだと思います。

クラウドよりティファの方がレベル高いのなんでだろ…

 

 

 

ゲームの良かった点

 

登場人物のキャラがよく立ってる

メインキャラクターは「クラウド」「バレット」「ティファ」「エアリス」の4人なのですが、この4人はもちろんのこと、これ以外のアバランチのメンバー(ジェシー、ビックス、ウェッジ)や、ウォールマーケットの登場人物神羅の幹部キャラクターに至るまで非常に丁寧に描かれていてそれぞれのキャラクターを理解出来たことが楽しかったなと思いました。

 

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特にティファとエアリスに関してはもう本当に美人ですよね。この2人がいるだけでもこのゲームの価値があるような気がします。

 

 

サブキャラ(なんならこのFF7R第一部だけしか登場しなそうなキャラも含めて)以外にも街のキャラクターからNPCに至るまで、かなり際立っているのってなんかRPGをプレイしている身としては楽しいというか、これぞのRPGの醍醐味というか、そんなものを僕は感じるのでよかったなと思います。

 

 

戦闘システムは悪い点もあるが面白かった

「アクション」+「コマンド」のバトルにおける2要素が合体した形、それが今作の戦闘システムでした。FF固有のATBシステムをアクションにうまく組み込んでいましたね。

 

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序盤こそはイマイチ理解できずに攻撃と回復を繰り返す単調な戦闘をしていましたが、徐々にコマンドの使い方やガード、回避、操作キャラ変更…などを分かっていくうちにかなり楽しいシステムだなと感じることが出来ました。

 

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キャラも使っていくうちに扱い方が分かってきたので、この敵には銃撃のバレッド、この敵にはティファで猛攻、この敵には魔法で攻めたいからエアリス…みたいな感じでうまく回していける場面も多かったと思います。

 

 

とにかく綺麗なゲーム

このゲーム隅々までとにかく綺麗です。

映像から音楽、ミッドガルの街の作りや光の当て具合、キャラクターの肌や衣服、髪の毛一本一本の描写に至るまでどこを取っても本当に綺麗です。プレイしていて「おぉー」と思わず声が出てしまうんです。

さすがスクエア・エニックスといったところなのでしょうか…?

 

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メインストーリーにはかかわりのない箇所でのメンバー同士の他愛のない会話は被ることがなく、とてつもなく膨大な量あったのではないでしょうか。

 

そして各キャラクターのボイス。自分の中にすっと入ってくるところ、さすが声優さんはすごいなぁ…とも思いました。どれくらいの年数アフレコやってたんでしょうかね?

 

先日のFF総選挙(NHKの番組)でもFF15のアフレコを7年やっていたなんていう衝撃的なカミングアウトもありましたし、このFF7Rも最低でも3年はやっていたんではないでしょうか。

ということは続編も収録しているという感じですよね。ワクワク。

 

 

 

 

ゲームの悪かった点

 

戦闘面

先の項で述べた通り、戦闘システムはかなり気に入っているのですが、気になったことがいくつかあります。

 

まず一つは、「操作キャラクター以外のATBゲージのたまるスピードが遅い」ということです。

なんや、お前らずっとガードしてたんか…?ってくらいに溜まらないので、操作しているキャラクター以外に対する自由度が低いです。具体的に言うと、操作キャラが攻撃、他の2人が回復やら補助やらをする、といったケースになりやすいと思いました。

 

まぁでも勝手に攻撃して反撃喰らってHPガッツリ減らすよりはガードしてもらった方が良いのかな…?

 

二つ目は、「相手が操作キャラばっかり狙らってくる」ことです。

普通に考えて不自然なんですよね。操作キャラ以外を狙っちゃうとこちらが攻撃し放題だからつまらん!ってことなんでしょうか。

「相手に狙われてないキャラで攻撃」→「狙われる」→「操作キャラ交代」の繰り返しをする場面が多くてその点は残念でした。これだとせっかくのシステムがもったいない気がします。

 

三つ目は、「戦闘時のカメラワークが難しい」ということです。

攻撃する場所の判定によってダメージを受ける部位が異なるというシステムがあるので、攻撃時のキャラの位置取りはかなり大切なのですが、カメラをターゲットロックにすると右スティックが使えなくなるためにカメラを自由に動かすことが出来ません。

そのため移動する際にロックを外し、移動できたらまた相手のカメラロックをする、といった具合に少し時間を取られてしまいました。

ただこの点に関してはそこまで気にはなっていません。このゲームにおいて「移動」が重要だということだけなので慣れればそこまでではありませんでした。

 

 

建物内などでゆっくり移動を強制してくる

建物内では走らない、エスカレーターは走らない、狭い路地はゆっくる蟹歩き。

現実ではそうなのですからゲーム内でもそうだと言われればその通りなんですが、せっかく戦闘面がかなりスピーディなアクション要素なのに、こういったところでスピードダウンしてしまうとテンポが悪くなってしまうと感じました。

 

実際にゆっくり移動はわりと多くて時間を取られてストレスに感じた方は多いのではないでしょうか?ストレスまでとはいわずとも、気になったという方は多いでしょう。

 

 

ゲームを終えての疑問点と考察(伏線など)

 

クラウドの頭痛は…?

所々でクラウドが頭を抱えて何かがフラッシュバックする場面があります。内容はティファに関することからエアリスに関すること、ひいてはセフィロスに関することもフラッシュバックするようです。

 

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現時点で考えらるのは、これは未来の運命(定められたもの)であるという可能性と、クラウドが忘れている「過去」の出来事であるという2つです。そしてこれはどちらも当てはまるのではないかと考えています。

 

ティファとの会話で、ソルジャーになってからのことをあまり覚えてない仕草を見せていますし過去に何かしらがあった(特にセフィロスとの因縁などがありそう)ことは間違いないでしょう。

 

ただ、エアリスとの会話でのフラッシュバックについて考えてみると、エアリスと経験していないシーンが描かれています。エアリスとはこのゲームの時間軸で初めて出会ったはずですから、これは過去ではなさそうですよね。未来の約束された運命が見えているのでしょうか。

もしくは過去に既に出会っており、クラウドが忘れているだけという可能性もあります。エアリスも忘れているという可能性もありますね。

 

次回作ではこのフラッシュバックが少しずつ明らかにされていくのでしょうか。物語の重要な役割を果たしそうな要素なので注目していきましょう。

 

 

フィーラーの正体は一体…?

ゲーム全体を通して謎な存在であったうじゃうじゃしたお化けのような魔物。エアリスによって名前が「フィーラー」であると明かされました。フィーラーとは「運命の番人」だそう。すごい意味深な名前ですよね。

 

フィーラーの役割は「運命を変えようとするものの前に現れて、行動を修正する」とのこと。つまり神のような存在がいて世界の命運はすでに決まっているってことですよね。

これってドラマや漫画など(有名どころだと「仁-JIN-」とか)でよくある設定だったりするのですが、それって大体未来の人間が過去にタイムスリップしたりする場合なんですよね。未来が変わらないように過去の修正を防ぐ、因果律の考え方に乗っ取っています。

 

…ということは、フィーラーは未来からの干渉が具現化した生物…なんでしょうか?

ゲーム内の現実に起因するものではないような気がします。

 

 

エアリスと古代種って…?

正直今作からの情報ではなんとも考察しがたいです、、、ムズカシイ。

どうやらフィーラーの存在をエアリスは知っていたようですし、フィーラーと古代種につながりのある可能性が大きくあります。もしくはフィーラー自体が古代種の実体なのではないか…?という考えも浮上しています。

 

とまぁここは正直今作からでは理解できませんでしたが、セフィロスークラウドーエアリスの3人は何かしらつながりを持つ存在であることは物語を通して伝わってきました。

 

 

セフィロスは何をしようとしているのか…?

フィーラーが出現するたびにクラウドの前に幻影のように現れて意味深な言葉を残していくセフィロス。回想シーンで、セフィロスはソルジャーであったことが判明しました。そして昔クラウドがセフィロスを手にかけたという話も出てきましたね。

 

この星を救いたいとクラウドに語りかけてきますが、こいつは何を知っているのでしょうか…?いや、もしかしたらフィーラーのところで述べたまさに未来を知る人物なのだろうか?

 

もし未来の人間だと仮定して、現在神羅ともクラウド達とも交わらない彼は一体どんな目的で現在に来て動いているのかが気になります。

おそらくここの内容がクラウドのフラッシュバックにも関係してくる物語の革新なんでしょう。

 

 

 

 

とまぁ他にも上げるとキリがないのですが、ここはHARDモードで2週目をゆっくり楽しみながら伏線の把握と考察をしていければいいかなって思います。

 

あくまで原作をプレイしていないプレイヤーのクリア後の殴り書き伏線&考察なので、理解できていない箇所や的外れな箇所もあるかとは思うんですが、そこは許してください…

 

 

クリアして

 

実際のところ、クリアした直後なので色々なことが頭の中をグチャグチャと回っていてまだ整理できていません。ネットの反応などを見ていると、どうやら原作とは内容自体が異なる部分もあるようですし、これは次回作以降で原作とは違う展開に持っていくなんて可能性も十分考えられますね。

 

そうやって考えるとこうやって分作にされると考察が楽しくて割とアリな感じもしてきます。どうしてもお預けされている気分になって気が気でないのは嫌ですが…(笑)

 

 

とにかく言えることは、続きがとても気になる上に、もしかしたら原作とは違う展開に話が進んでいくかもしれない!ってことですね。原作好きに人とってはもしかしたら不満要素なのかもしれませんが、こういった取り組み僕はとても好きです。まさにREMAKE(「RE」もう一回「MAKE」作る)ですよね。

 

歴史に残るような名作を自らの手で再びリメイクするってそう簡単な覚悟ではできませんし、相当気合が入って制作していただいていると思います。

 

それだけに今後の展開に期待ですね!早く情報少しでも出てこないかなぁ〜

 

 

 

今作FF7Rの位置付け

 

ここまで書いてきて思ったのは、FF7をリメイクをするにあたって、今作は「必ずしもFF7原作の通りに物語が進んでいくとは思うなよ!」ということを我々プレイヤーに告知したかったのではないでしょうか?

 

序盤も序盤の部分をフルプライス、100GB越えで作り込んだという今作。今後の作品の展開に向けてのスクエアエニックスからの我々プレイヤーへのメッセージと考えると、物語が一旦ここで終わるということにも納得がいきます。

 

これはあくまで予想ですが、今作の位置付けを考えてみると、

 

①FF7原作をプレイした人にも新しくなったFF7をアピールしたい

②FF7をプレイしたことのない人へ、FF7はこういうストーリーだぞ!ということを知らしめたい

 

このような思惑があるように思えます。

 

こんな綺麗で引き込まれる作品出されちゃったらプレイヤーは次回作を買わないわけにはいかないですからね(笑)

 

 

 

 

というわけで…時間があったら原作の方をやってみようかなぁと思っています。次回作の発表はまだありませんし、まだまだ発売までに時間がかかりそうですからね。やりたいと思っていた作品ですし、いい機会な気がします。

 

どうやらNintendo Switch で遊べるようなのでゆっくりとプレイしていきたいなと思います!

 

 

 

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といいつつ、もう買ってしまってプレイしているんですけどね(笑)
 

 

 

 

ファイナルファンタジーVII リメイク - PS4

ファイナルファンタジーVII リメイク - PS4

  • 発売日: 2020/04/10
  • メディア: Video Game
 

 

 

それでは~!