しじまの向こう

とある一般人のゲーマー日記みたいなものです

【ポケモン剣盾】ASエースバーンがなかなかやれる子だった

こんにちは、ワジです。

 

 

さて、今回はタイトルの通り、アタッカー型のエースバーンについて紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

1.エースバーンの特徴と性能

 f:id:gallon96_d:20191224192441g:plain

種族値:H80-A116-B75-C65-D75-S119

特性:もうか (隠れ特性は未解禁ですが「リベロ」)

 

今作8世代の炎御三家ポケモン。種族値的にはASが高く他が低いので典型的な高速アタッカーですね。

隠れ特性はまだ解禁されていませんが、「リベロ」がゲッコウガの隠れ特性「へんげんじざい」と同じ仕様になっており、こちらが解禁されると採用率が高くなりそうな気がします。

 

 

 

2.エースバーンの強い点

 

・現環境においてはS119がかなり速い

 

現環境でS119を上回る素早さを持つメジャーなポケモンは「ドラパルト」と「インテレオン」くらいです。

そのうえ、元々タイプ相性的にもこの2匹には不利ですから、素早さが抜かれていても、そもそも対面で勝負が出来ないという点で意識をあまりする必要がありません。

 

加えて、素早さに性格補正を掛けなくても、S最速100族(リザードン)を上回ることが出来ます。そのため、攻撃に性格補正を掛けたうえでS100族近辺のポケモン(サザンドラ、ミミッキュ、リザードン、ウインディなど現在激戦区)を上から叩くことが可能です。

 

 

・攻撃技が優秀

 

メインウェポンになる「かえんボール」は命中率こそ90%と不安はあるものの、威力は「120」とフレアドライブと同等で、反動なしで打ち込むことが可能な専用技です。

 

サブウェポンには、遺伝技にて「とびひざけり」を習得可能です。炎ストッパーで猛威を振るっている「バンギラス」などに4倍弱点をお見舞いすることが出来るため、技範囲の補完が取れています。

 

また、対面操作が可能な「とんぼかえり」も習得可能ですので、先発で出して様子見し、とんぼかえりから受けポケモンへと展開する動きも可能です。

 

 

3.エースバーンの弱点

 

・メインウェポンの命中不安

メインウェポンになる「かえんボール」は威力は申し分ないものの、命中率が90%と不安が残る数値です。それを嫌って「フレアドライブ」を採用することも候補に上がってきます。

 

・こだわりスカーフに弱い

抜群技を撃たれると不一致技でも基本的には死にます。そのため、メジャーなスカーフ持ちでないポケモンの攻撃で不意に落とされるケースがあります。様子見のとんぼかえりの安定択を裏目にされる可能性があるので気を付けましょう。

 

・ダイマックスに弱い

有利対面を取ってもダイマックスで覆されてしまうのが第8世代です。そのため、高速低耐久アタッカーは相手がダイマックスを切ってくるかの択を見極めるのが難しいです。

こちらもダイマックスを切るか、様子見でとんぼかえりをして相手のダイマックスをうまく流してましょう。

 

 

4.鉢巻型エースバーンの型紹介

 

今回は、エースバーンの強みをいまのところ最大限生かせると考えている「鉢巻型のエースバーン」を紹介していきます。

 

f:id:gallon96_d:20191224191934j:plain

 

数値:155-184[+252]-96[4]-x-95-171[252]

性格:いじっぱり

持ち物:こだわりハチマキ

技構成:かえんボール とびひざけり とんぼかえり ふいうち

 

S補正を捨てて攻撃特化にしました。これにより、100~119族付近のポケモン(「アイアント」「ルチャブル」「エースバーンミラー」)との打ち合い性能は落ちますが、現環境主流の「ダイマックスバンギラス」を「こだわりハチマキ+とびひざげり」で確定を取ることが出来ます。

 

技構成はこの4つで完結しています。

メイン炎技の「かえんボール」、補完の取れたサブウェポン「とびひざげり」、振り対面で上から通す「とんぼかえり」、先制技の「ふいうち」の4つです。

 

 

・与ダメ

 

~かえんボール~

B特化アーマーガア:106.3%~ (確定1発)

B4サザンドラ:50.2~59.2% (確定2発)

H4ミミッキュ:141.9~167.9% (もうか発動で、ダイマックスミミッキュ確定)

 

抜群を突ければB特化アーマーガアクラスでも確定。半減でもサザンドラクラスの耐久相手に確2が取れるので、交換先にも大きな負荷を掛けることが出来ますね。

「もうか」が発動すれば等倍相手は全員吹き飛びます。ダイマックスして耐久を確保すれば、もうかを発動させるようにHPを調整することは比較的容易です。

ダイマックスして「ダイバーン」を使い晴れ状態にすることで、激流インテレオンのような使い方もできるというわけですね。

 

~とびひざげり~

H252バンギラス:200.9%~ (ダイマックス状態でも確定1発)

H252ミトム:68.1~80.2%

 

数値の王、ダイマックスバンギを上から縛ることが出来ます。こちらがダイマックスしてしまうと倒せなくなる点に注意です。

 

~ふいうち~

無振りドラパルト:93.9~110.9% (乱数62.5%)

 

ドラパルトにも対面で大きな圧力をかけることが出来ます。ハチマキを持つ利点の一つですね。

 

 

・被ダメ

A特化ミミッキュ(いのちのたま)

 →シャドクロ+かげうち:55.4~65.1% + 30.9~37.4% (陽気なら確定耐え)

A252ミミッキュ(いのちのたま)ダイホロウ:85.8~100.6% (最高乱数以外耐え)

C252サザンドラ りゅうせいぐん:87.7~104.5% (低乱数25%で落ち)

C252トゲキッス ダイジェット:85.8~101.2% (こちらもダイマックスすれば打ち合い可能)

 

最低限の耐久は持ち合わせています。炎タイプなのでフェアリー技半減なのがうれしいですね。このおかげでミミッキュとの対面性能も確保できます。

 

 

5.運用方法

 

主に抜きエースとして運用します。6.7世代の「スカーフランドロス」「バシャーモ」「メガルカリオ」「ゲッコウガ」のような感じです。基本的には先発で繰り出し不利対面なら「とんぼかえり」で対面操作、または後発でとんぼルチェンから無償後輪させていきます。

サイクル内で相手のポケモンを削っていき、エースバーンの「かえんボール」圏内に押し込み一貫性を取りに行きましょう。

 

ダイマックスをすれば基本的に攻撃を一発耐えられるので、うまく「もうか」を発動させて火力の底上げを狙うこともあります。相手の想定以上の火力を繰り出せるようになるので、意外とダイマックスと相性がいいです。

 

 

6.相性のいい味方

 

・アーマーガア

エースバーンの苦手な地面技を透かせて、後攻とんぼかえりで、エースバーンを繰り出せます。

 

・ミトム

水タイプに強い水タイプですね。特性「浮遊」で地面技を透かせますが、主流の地面ポケモンである「ドリュウズ」には特性かたやぶりで地震の一貫を作られてしまう点に注意です。

エースバーンと組ませるのであれば耐久ベースのロトムにすると繰り出し性能が高く扱いやすいでしょう。HB型のクッションミトムの記事を書いていますので、よければこちらも参考にしてください。

 

www.shijimanomukou.com

 

 

7.おわりに

 

いかがでしたでしょうか?今回は「エースバーン」について考察してきました。素早さラインの低い現環境ではかなり扱いやすい炎アタッカーになっているので皆さんもぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

ポケットモンスター ソード -Switch

ポケットモンスター ソード -Switch

  • 発売日: 2019/11/15
  • メディア: Video Game
 
ポケットモンスター シールド -Switch

ポケットモンスター シールド -Switch

  • 発売日: 2019/11/15
  • メディア: Video Game
 

 

それでは!