しじまの向こう

とある一般人のゲーマー日記みたいなものです

ペルソナ5 ザ・ロイヤルをクリアした感想など(ネタバレなし)【P5R/ペルソナ5R】

 

どうも、わじっぽです。

 

 

さて今日の記事は「ペルソナ5 ザ・ロイヤル(P5R)」のクリア後感想などについてをつらつらと書いていきたいと思います。

 

ペルソナシリーズを初めてプレイする人間の感想になりますので、その辺りをご了承されたし…

 

f:id:gallon96_d:20200218005244p:plain

 

 

ペルソナ5 ザ・ロイヤル - PS4

ペルソナ5 ザ・ロイヤル - PS4

  • 発売日: 2019/10/31
  • メディア: Video Game
 

 

 

 

 

※注意

 このゲームですが、ネタバレについて発売元の「ATLUS」さんが厳しく規制しているようですので、ネタバレ要素はほぼなしで記載していきたいと思います。多少は内容に触れてしまうのは避けられませんが、ストーリーなどに関しては極力配慮していきますので、未プレイの方でも安心して閲覧ください。

 

 

 

前作ペルソナ5との関係

 

f:id:gallon96_d:20200226121557j:plain

 

こちらが前作ペルソナ5のキーイラスト。なんとこのゲーム、売上本数が全世界累計320万本を突破しています。下記の記事の通り、数々の賞も受賞しているゲームです。

 

www.4gamer.net

 

最初にあげたペルソナ5 ザ・ロイヤルのイラストと見比べると、登場しているキャラが増えていますね。服装も制服から怪盗服に変わっているところもポイントです。

 

 

ペルソナ5 ザ・ロイヤルのパッケージ背面紹介にこのような記述があります。

 

 

 

「新たなキャラクターや”未知なる3学期”が加わり、『ペルソナ5』では語られなかった”深層”が明らかに!」

 

 

つまり前作「ペルソナ5」に新キャラや3学期を加えて内容を濃くしてある、ということですね。

 

ペルソナ5の続編というわけではないですから、値段次第ではペルソナ5をプレイした人からしたら追加要素の幅次第で購入は敬遠気味になったのでしょうか…?

 

僕は前作ペルソナ5をプレイしていませんので、ペルソナ5の内容から新鮮に楽しむことが出来ました。前作ペルソナ5をプレイしていない方でも、本作でペルソナ5の内容を含めて楽しめるといいうことですね。

 

そのため、新規の方でも安心して遊ぶことが出来ます!

 

 

 

ペルソナシリーズをプレイしたきっかけ…

 

さて、このペルソナ5 ザ・ロイヤルは僕にとって初めてのペルソナシリーズのプレイ作品となりました!

というのも、僕はゲームはやっているものを深くやり込むタイプの人間なので、新規のゲーム(特にRPGなんかは尚更)に手を出さないことが多かったんです。

 

なかなか新規のRPGってつながりとかがあったり取っ掛かりにくそうな気がして手を出しづらく思いませんか…?(僕だけかもしれないけど)

 

というわけで、プレイゲーム保守派な僕なんですが、「じゃあなんでペルソナに手を出したの…?」と思われる方が多いかもしれません。

 

そんな僕がペルソナに手を出してみた理由を説明しましょう。

 

 

 

特にハマっているゲームがその時なかったから!!!

 

 

 

これだけなんです、ハイ。

 

というのも、僕がここ最近やり込んでいたゲームは「スプラトゥーン2」「モンハンワールド:アイスボーン」「ポケモン剣盾」の3つなんですが、、

 

前者2つは全盛期ほどやり込んでいない、ポケモンは新要素についていけずに出遅れてしまってモチベ維持が出来ない…といった甘えた理由でゲーム離れが進行していました。

いや、僕の人生にとってはいい傾向だったのかもしれないケドモネ…

 

 

 

そんな中でペルソナに手を出したのはツイッターで「ペルソナ5 ザ・ロイヤルがおもろい!」とつぶやいている人を見かけたからでした。なんとこれだけ。

 

そんなわけで、やったことないシリーズを初めから新品で手を出すのが怖かった僕はメルカリでペルソナ5 ザ・ロイヤルをポチーして購入。時価¥7000くらいだったような。

 

 

といっても届いて1週間くらいは色々と都合がつかずにやる機会もなくそのまま放置していたのですが、、、

 

 

「とりあえずやってみるか…(ディスクガチャー)」

 

 

と、とある日の夜にプレイスタート。

 

プレイ開始でアニメ映像が流れ出したかと思えば、突然の神曲襲来。(後にこれが「Life Will Change」だと知った話はまたしたいところ) 

 

 

………

 

 

 

…そこから先はあっという間の150時間でした(笑)

 

 

 

ゲームについて

 

ゲームの大まかな内容について

 

心の中の歪みが具現化した異世界(パレス)に偶然にも入ることが出来るようになってしまった主人公(デフォルト名は『雨宮 蓮』)が、同様にパレスに侵入できる仲間たちとともに世の中にいる特に歪んだ心の内を持つ大人たちを改心させていく物語です。

 

改心させるためには、パレスに侵入しオタカラを盗む必要があります。そのことから、自分たちのことを『心の怪盗団』と名乗って活動していきます。

 

f:id:gallon96_d:20200226214642j:image

 

主人公含めて、彼の仲間となる者たちはそれぞれ理不尽な現実を突きつけられて戸惑い悩む存在です。そんな彼らが、自分の殻を破り心の内に眠る「反逆の意思」を具現化させたものが「ペルソナ」という個人固有の能力になります。

 

この「ペルソナ」を用いることで戦闘が可能になるのです。

 

シリーズを通じて「ペルソナ」を使えるきっかけは異なるようですが、ペルソナ5シリーズではこのような仕組みになっているようですね。世界観がしっかりとしています。 

 

 

ゲームの進行

 

主人公含めて、仲間たちが高校生である点がこのゲームの面白いところの1つだと考えます。

学期中の昼間は学校生活を過ごしますが、放課後以降になると仲間たちと怪盗行動を行っていきます。

 

f:id:gallon96_d:20200226214717j:image

 

怪盗行動では、決められた期限までに対象となるステージ(パレス)をクリアしていきます。その他の時間で仲間とのコミュニケーションを図ったり、バイトをしたり、娯楽に勤しんだり…と、等身大の日本の高校生のようなリアリティのある進行をしていきます。

 

日々の行動は基本的に自分で決めることが出来る、RPGとはいいながらも行動の自由さはあったように思えます。

 

f:id:gallon96_d:20200226214705j:image

 

また、ゲーム中には様々な選択分岐(会話や行動など)があり、中には選択次第で物語が大きく変わってしまうものがあったり…と、かなり面白いシステムになっていて正直驚きました。

  

 

戦闘について

 

RPGなので、もちろん戦闘要素が含まれるのですが、戦闘自体は比較的オーソドックスなターン制のシステムになります。

 

しかし、ターン制といっても、弱点やクリティカル攻撃を行うと相手の体制を崩すことが出来てもう一回行動できる「1more」や、敵全体を崩したときに味方全員で発動できる「総攻撃」のシステムなどがあります。

弱点を突ければ敵を一気に崩し切れる軽快さ、バトンタッチをつないで高火力を叩き込む頭脳プレイ、総攻撃による華麗なフィニッシュなどが非常に楽しい要素でした。

 

f:id:gallon96_d:20200226214851j:image

 

 

しかし、逆に弱点を突かれると途端に崩されてしまい難しくなったり……と、戦闘は頭を使うものでとても楽しいものでした。

 

 

BGMについて

ゲーム内で使われるBGMは今日ゲームの中でも重要な要素となっています。

ペルソナ5のBGMはとても独特で、正直RPGのBGMっぽくないサウンドが多く驚きました。ジャズのような曲調のものが多くあるのがまさにこの例ですね。

 

今回は特に気に入ったBGMをこちらで少しだけ紹介したいと思います。といっても、アトラスさんの公式YoutTubeチャンネルにはBGMが出ておりませんので、3年前から動画をアップしていて再生回数も極めて高いものから動画を抜粋させていただきました。

 

 

・Life Will change

 

作戦決行日にパレスに乗り込む際に流れる曲。イントロからプレイしている我々の気分を高めてくれます。カッコイイ。

 

 

・Last Surprise

 

これまたイントロからテンションを爆上げしてくれる曲。なんとこれが通常戦闘の曲というのがすごい。といっても雑魚戦闘ではサビにたどり着く前に総攻撃やらホールドアップで戦闘が終わってしまうことが大半なのですが…

 

 

・Blooming Villain

 

序盤から重めのサウンドが響き渡るこの曲。ボス戦に使われている戦闘曲です。

サビに入ってからのエレキギターのサウンドがカッコいいんです…ボス戦で何度鳥肌が立ったことでしょう。。。

 

 

…とまぁ、もちろんほかにもたくさん良曲があるのですが長くなってしまうので今回はこの3曲の紹介とさせていただきます。

 

 

ペルソナ5 ザ・ロイヤルの個人的評価

 

ストーリー:★★★★★ 5/5

BGM:★★★★★ 5/5

夢中度:★★★★★ 5/5

難易度:★★★☆☆ (ノーマルモードでプレイ)

プレイ時間目安:100時間~

 

総合点:95/100 点

 

 

BGMに関しては本当に素晴らしいと思いました。僕の中でRPGのサウンドは軌跡シリーズとFFシリーズからイメージが出来てしまっていたので、ペルソナ5のようなサウンドは新鮮さがあり思わず口ずさんでしまうような軽快さがあります。

 

ストーリーに関しては、よく練り込まれているなぁと感じました。ネタバレにつながってしまうので深くは伝えられないのですが、ストーリー序盤から終盤にかけて、怪盗団のメンバーや立ち位置が目まぐるしく変化していくのをプレイしながら感じるのはとても楽しいものでした。

 

1つ挙げるとすると、前作ペルソナ5との差別化点である新キャラの目立つシーンが明らかに前作ペルソナ5のストーリーに足されているだけに感じてしまったのが少し残念です。少し間延びしているような印象を一部で受けてしまったのもこれが原因かなと思いました。

前作未プレイの僕が薄々感づいてしまうくらいですから、前作既プレイの方はほぼ同じストーリーを長時間やることになってしまっていると思います。

 

とはいってもエンディングが近づいてくると、「あぁこのゲーム終わっちゃうんだなぁ…」としみじみと感じていたため、夢中度は非常に高かったと今振り返ると思います。

 

難易度についてですが、サクサク進む場面はサクサクと、強敵は頭を使わないと難しいバトルを強いられる…といった具合だと思います。

 

戦闘面ではメリハリのついたクールな戦闘描写がとても爽快で何度戦闘しても正直飽きることはありませんでした。普通の敵でも油断すると崩壊しかねないような技を所持していたりするのもRPG感があって僕は好きですね。

 

ペルソナの生成などについては中盤までしっかりと理解をすることが出来ませんでした…。初プレイの方は完全に理解できるまでかなり時間を要するシステムのように思えますが、これもまた良い要素と言えると思います。

 

プレイ時間ですが、ある程度さらっとプレイしても80時間は余裕でかかると思います。やり込み要素やコープを考えてプレイしていたり、レベル上げなどもこまめにやるような方ですと、120時間近くはかかるのではないでしょうか。

 

f:id:gallon96_d:20200226215846j:image

 

僕は細部までしっかりとやり込もうとじっくりプレイした結果150時間まで達してしまいました。ここまでの大ボリュームRPGはなかなかないですよね。のめり込みすぎ注意です!笑

 

 

 

終わりに

 

というわけで、今回はペルソナ5 ザ・ロイヤルを初見でプレイした感想でした。

 

初のペルソナシリーズでしたが、予想以上に世界にのめり込むことが出来て楽しいゲームでした。こんな感じで興奮させてくれるRPGは久しぶりにプレイしたのでこのようにブログに記事を残してみました。

 

 

…といってもこのゲーム、ネタバレなしでは正直内容が全くないような事柄しか書けません(泣)

正直この記事の内容では、本作の5%程度しか触れられていないでしょう。

 

ペルソナをプレイしたことがなくて、少しでも気になる!という人がいれば、是非是非プレイしてみてほしいと断言できる作品です。後悔はさせません。

 

 

もし、プレイしたいんだけどお金と時間があまりないよ~という方は、現在型落ちで安くなっている前作のペルソナ5をプレイするのもいいかもしれません。ペルソナ5 ザ・ロイヤルの縮小版だと考えれば中古品で安価に購入可能です。

とは言っても、もちろん本作の購入をオススメはしますが!(笑)

 

…といっても、それでも時間はかなり必要なので注意されたし。

 

 

 

ペルソナ5 ザ・ロイヤル - PS4

ペルソナ5 ザ・ロイヤル - PS4

  • 発売日: 2019/10/31
  • メディア: Video Game
 

 

  

 

それでは~